思春期への対応

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うちには中学2年女子、中学1年男子がいます。

中学生になってからちゃんと思春期に突入していて、子は親離れをしつつあるのに

わたしはその早いスピードの「親離れ」を受け入れられず困惑していました。

反抗期はとても大事で、反抗していることは順調に育っているとは思うもののやっぱりたまには楽しく過ごす時間も欲しいと思うもの。

衝突しては悩み、色んな情報を聞いては実践を繰り返して、

少しずつわたしも対応策を身に付けられているのか

子ども達と衝突することを少し回避できるようになってきました。

まだまだ実践途中であり、子ども達が大人になるまでの時間は長く、

今はこの対応を実践してまぁまぁうまくいっていますが、今後子供も成長し、わたしも更年期に差し掛かっているのでずっと同じ対応でいいかわかりません。

まだまだいい母はできてませんがとりあえず現時点で意識していること、うまくいっている対応方法を挙げてみたいと思います。

目次

子どもの世界が広がっているのを受け止める

まず、子どもの立場になって考えてみました。

子ども達はクラスの同級生、先輩、後輩、部活の仲間、塾の先生など色々な人と関わりが広がり

勉強も順位が分かるようになりコンプレックスや友達づきあい、部活での自分の悩みなどなど色々でてきて楽しかったり悔しかったり多感な時期です。

恋などもあるかもしれません。

だけども色々経験しているのに悩みを親に全て話さなくなるのも特徴です。

ちっちゃい頃は親に何でも言ってくれて把握していた子どものメンタルもあまり読めなくなっていったり、悩んでいることが分かるけど親としてはどう声掛けしていいのか分からなくなりますよね。

子どもも悩みを素直にいってくる時と、言わないで(言えないのかな?)暗い時もあります。

寂しいですが親に何でも言うことはなくなっていきますよね。

言いたくても言えないのは親に対して時代が違うから分からないだろうと諦めているのか、

友達のことを悪く言うのが嫌なのか、自分のプライバシーを言いたくないのか、

心配をかけたくないのか外での自分を知られたくないのか。

根ほり葉ほり聞けなくなってくるのでこちらから伺うよりは本人が話してくるタイミングの時に

じっくり聴いてあげられる状況だと理想なんだと思います。

そしていつまでも幼かった子どもということは忘れて。

少しずつ世界が広がっている中で楽しいことばかりではなく人間関係の悩みや自分の中での迷いなどいろんなものと葛藤しながらの成長真っ最中の子どもです。。

悩むことは多分大人と一緒ですよね。

そうやって悩んで悩んで、自分の落としどころや対応力を身に付ける大事な時期かもしれません。

みんな同じ人間で、同じような悩みがありながら生きてるのだと思います。

決めつけない

わたしがよくやっている失敗ですが、生まれた時から育ててるので今までの経験から

「この子はこういう子だから」と性格やパターンなどを今までの経験から決めつけてしまって、先にできないだろう、こうするだろうと予測して行動する前から注意やアドバイスをしてしまっていました。

でも昨日と同じ人なんていなくて、嬉しかったこと、悲しかったこと、辛かったことなど経験値や起こった出来事、読んだもの、学んだもの、人間関係、テレビからなど昨日とは違う考え方、取り組み方、進め方など何かしら影響を受けた今日の自分が出来上がります。

経験から新しいことを拒否してしまってたり、動く事、変わる事に躊躇してしまう大人より

ピュアで無垢な子ども達は毎日、多分秒で成長しているかもしれません。

わたしも親として色々学びながら色んなチャレンジをしていますが、その中で子ども達に小言を言わないで「黙って見守る」をやってみて実感しました。

力になってあげたいと思う気持ちは子どもにとっては成長を邪魔する不要なものかもしれないと自分に言い聞かせました。

もう、わたしの手助けは余計なお世話なんだよなと。

そして言わないで待ってみると成長が見られました。

「この子は片づけを言わないとできない」と思っていましたが、時間はかかりましたが自分で気付いて片付けていました。

「この子はトマトが嫌いだから食べなさいと言わないと食べない」と思っていましたが、自分からトマトを食べていました。

「ごはん作りとか全然見ないし興味ないし手伝ってと言わないとやらないんだよな」と思っていましたが、試しに「夕飯作ってくれる?」と言ってみたら「やる」と乗り気で初挑戦してくれました。

先に考えていたわたしの思い込みとは全然逆で子ども達は少しずつ成長しています。

やらなきゃと思ったかもしれないし、大きくなって急に興味が出てきたのかもしれない。

どんなことに興味を持ち、どんなことを選ぶのかはその子次第。

その子が選ぶ人生なんですよね。

親にとっても「そういうのが好きなんだ」とか

「こういうこともやるようになったんだ」と成長を感じて嬉しくなります。

最近では今度はどんな成長を見せてくれるんだろうと楽しみになってきました。

待つ

中学生になり多感な時期で子ども達も学校では家とは違う「自分」を頑張っていたりしているのかもしれませんね。

自分自身、中学校時代は悩みばかりだったなぁと思い出しました。

そんな中疲れ切って家に帰ってきても部屋の片づけや家での勉強、お風呂なんて生活スタイルは二の次になっているのかもしれません。

ですが親としてはいつも通りの生活があるのでやれ「お風呂に早く入りなさい」や「片付けして」や「勉強してる?」と子どもの心配をしては口うるさくしてしまいますよね。

そこをグッと我慢して先ほどの小言を言わず「待ってみる」ことにしました。

黙って見守る。

わたしにとっては難しすぎるミッションなのですが、考え方をシフトチェンジしてみました。

部屋が少々片付いてなくても腐るものじゃないのならいいとしようと考えるようにした。

勉強も大事だけど、もっと大事なことあるよなと考えるようにした。

お風呂入るのも遅いかもしれないが、入るのは遅い方だがちゃんと入って清潔を保ってはいると考えた。

寝るのが遅いのも若いから体力あるんだと考えた。

今までの生活リズムが崩れているが、この子のリズム、わたしとは違う人間であると考えた。

失敗したとしてもそれも自分の学びになるんだよなと考えるようになりました。

そうやって考え方を子どもの状況から、そして大きな枠で考えると口うるさく言うのを抑えられるようになってきました。

小言を言ってるより傍で黙って家事をしている時の方が子どもが機嫌よく話しかけてきて、こちらも気分よく会話が進むようになったりもしてます。

無理に話しかけないで待つというスタンスにしてから少しいい方向に行ってる気がします。

ただ、

現状は毎日そうやって待つことはできていません。

早くやってほしい時はやっぱりまだ「早くして」って怒ってしまうこと多いです。

大人の余裕がある時もあればない時もあるのでしょうがないです。

一緒に暮らしている以上

お風呂の順番とか、済ませたい用事とかのスケジュールが狂ったりするので時間が滞ることは怒ってしまいます。

そこはまだまだ改善策が見つかっていません。

そこんところはうまく行くように済む声掛け方法を探し中です。

聴く

子ども達の言葉を「ちゃんと」聴く

これが結構難しいですよね。

親として、そして人生の先輩として失敗して欲しくないのもあるし、やることが多くて時間がない中、だいたいの経験で子供が何を言うのか分かってるからさっさと問題解決して終わらせたい気持ちもあったりしますし。

でもそこは「ちゃんと」聴く。を心掛けています。

「大人として」

「人として」

「失敗して欲しくないから」

「効率よくいってほしいから」

などと考えずにただ「この子の話」に集中します。

「へぇーそうなんだ」

「まじで」

「すごいね」

「やったね」

「頑張ったね」

「良かったね」

「ウケる」

「残念だね」

あいづちはこのぐらいしか言ってません。

ですがちゃんと聴くことだけ集中して聴いてあげた時、子どもは話せてすっきりしてるように見えます。

注意点は話の途中で子どもから聞かれてもいないのに「ママの時は~」や「昔は~」は言わない方がいいと思います。

「昔」はを言うと

「今」と比べられてると感じるみたいですぐにウンザリした顔するんですよね。

聞かれない限りは昔のことは話さず、「昔」を話したい時は同年代や人を選んですることにしています(笑)

信じる

「子どもを見守る」というのは詰まる所、わたしが思うに

「子どもを信じる」ということだと思いました。

よく、わたしが夫に注意されて言われていた言葉です。

「もっと子ども達を信じてあげて」と。

「信じてるよ、信じてはいるけど心配なのよ」と心配性のわたしはそれを言い訳に見守るどころか

小言や注意点を言って子どもの成長を潰していたのだと気付かされました。

「信じる」ことができなかったのは「信じる」ということを続けられない自分を「信じていなかった」ということだと思いました。

自分の気持ちを信じられないから、「信じること」ができていなかった。

自分を信じることができて初めて、「信じる」ことができるのだと思います。

子どものことも信じていい。

それを信じる自分のことも信じていい。

まとめ

一番は「親としての自分」をひとまず置いといて、一人の人間として一人の人間(子ども)と向き合ってみるといいのかなと思っています。

大人だとしても子供の部分を少なからず持っているので完全体の大人ではありません。

大事な話の時はやはりちゃんとしっかり大人として対応しないといけない時もあります。

大人らしくない大人(わたしのこと)が、ちゃんとした大人を意識して生活するのも大変です。

世間体や責任も勝手に感じてしまったり

親の背中を見せなきゃと意識することもあります。

が、子どもっぽいところも持ちつつ、時には子供心を思い出しながらゆっくり対等に向き合うのも大事ではないかと思います。

自然体で話をしてみる。

人にされたら嫌なことはしない。

尊重する。

比べない。

評価しない。

信じる。

応援する。

子どもともある程度の距離感が大事ではないかと思います。

わたしもまだまだ人として未熟なのでほんとに少しずつ、少しずつ成長していけたらと思います。

人生100年時代。

老後はめっちゃ長いから(笑)

時間は巻き戻せないから。

反抗期は反抗期でバンザイ!ですが、もっともっと子ども達と楽しい時間をたくさん過ごしたい。

今」子ども達と過ごせるほんのひと時の時間を大事に大切に過ごせることに感謝して。

子ども達が自立して離れ離れに暮らす日もそう遠くないので

大事に、大切に向き合っていこう」とそう思っております。

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この記事を書いた人

いち主婦の趣味ブログ。
日々の暮らし、子育て、推し活、おススメ商品、口コミやレビュー、その他自由に更新しています。
中学生二人の2児の母です。
Bリーグ(特に琉球ゴールデンキングス)、読書が好きです。
「可愛いおばあちゃん」になるのが目標。

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